NHK (日本放送協会) の語学番組で長年にわたり日本人学習者を指導してきたスティーブ・ソレイシィ氏は、難しい単語を探すのではなく「知っている簡単な表現で状況を説明する」ことの大切さを説く。これは実用英会話におけるもっとも重要なマインドセットだ。
チョコバナナという単語一つを覚えることも大切だが、もし正確な名称が出てこなければ「It’s a banana on a stick coated with chocolate.(棒に刺したバナナにチョコを塗ったものです)」と説明できればそれで十分通じる。直訳の単語を暗記することにとらわれず、相手の頭に映像が浮かぶように描写する姿勢こそが、異文化コミュニケーションの本質と言えるだろう。