双極性感情障害のサインと治療法|うつ病との違いを徹底解説を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
双極性感情障害は、躁症状の現れ方と社会生活への影響度によって大きく「双極Ⅰ型障害」と「双極Ⅱ型障害」の2つに分類されます。それぞれの特徴を整理した比較表は以下の通りです。
項目双極Ⅰ型感情障害双極Ⅱ型感情障害編集部の着眼点・分析躁状態の強度激しい躁状態(誇大妄想、過度な浪費、幻覚、睡眠不要)軽躁状態(周囲が『少し調子が良すぎる』と感じる程度)Ⅱ型は本人が好調と誤認しやすく、受診の遅れにつながる最大の要因。社会的影響度仕事や人間関係が破綻しやすく、緊急入院が必要となる例が多い入院を要するほどではないが、後からトラブルや後悔が残るⅠ型は社会的信用の失墜、Ⅱ型はじわじわと続く生活の疲弊が課題。うつ状態の期間比率躁状態とうつ状態の双方が目立つ(およそ1:3の割合)人生の大半が重いうつ状態(軽躁対うつが約1:30以上)Ⅱ型はうつ病と誤認されやすく、自殺リスクの慎重なケアが必須。DSM-5診断要件1週間以上の明らかな躁病エピソード(入院時は期間問わず)4日以上持続する軽躁病エピソード+明確な大うつ病エピソード過去の短期間の行動履歴や家族からの聞き取りが診断の決め手。
見逃してはならない「躁状態のサイン・前兆」チェックリスト
本人が好調と錯覚しやすい軽躁状態や、急性期の躁状態には特有の予兆が存在します。以下のような双極性感情障害の症状チェック項目に複数当てはまる場合は注意が必要です。
- 睡眠時間の極端な減少:2〜3時間の睡眠でも全く眠気を覚えず、日中もエネルギーに溢れている。
- 思考の疾走と多弁:頭の中で次から次へとアイデアが溢れ、話すスピードが異常に速くなり、他人の会話を遮る。
- 根拠のない万能感:「自分は何でも成功できる」「特別な使命がある」と確信し、リスクを顧みない投資や事業計画に手を出す。
- 衝動買い・浪費行動:クレジットカードの限度額いっぱいまで高額商品や車を衝動買いする。
- 易怒性(怒りっぽさ):自分のペースを乱されたり否定されたりすると、激しい怒りを爆発させて周囲を攻撃する。