実際に通信制高校に通った生徒やその保護者からは、ネット上の画一的な情報とは異なる多角的な意見が寄せられています。
肯定的な口コミとして目立つのは、「精神的なプレッシャーからの解放」と「時間の有効活用」です。「毎朝決まった時間に満員電車に乗る苦痛がなくなり、起立性調節障害の症状が改善した」「校則や人間関係の同調圧力に悩まされず、自分のペースで資格勉強に専念できた」という声は、通信制高校の最大の強みを物語っています。
反面、批判的な体験談として共通しているのは、「孤独感」と「友達作りの難しさ」です。「週1回の登校コースを選んだが、周囲と雑談する機会がほとんどなく孤立した」「部活動や体育祭などの青春イベントを期待していたが、熱量が全日制と全く違い物足りなかった」といった声が目立ちます。集団生活特有の活気や濃密な人間関係を求める人にとって、通信制の環境は物足りなさを生む原因となっています。