健康や美容にプラスのイメージが先行する一方で、「習慣化したら体重が増えた」「胃がキリキリ痛むようになった」というネガティブな体験談も無視できません。こうした不調が生じる背景には、製品の物理的・生化学的特性への無理解があります。
第一の盲点はキレートレモンが太る理由と糖質の関係性です。定番の155ml瓶には、飲みやすさを確保するために砂糖や異性化液糖が添加されており、炭水化物が17.1g含まれています。これはスティックシュガー(3g換算)で約5〜6本分に相当する分量です。155mlという極めてコンパクトな液量に対して糖分が凝縮されているため、気づかないうちに余剰カロリーを摂取してしまいます。
第二の落とし穴が「寝る前に飲む」という誤った習慣です。美容のために「ゴールデンタイム前の就寝直前に飲む」という俗説を実践する人がいますが、これは二重のリスクを伴います。睡眠中はエネルギー消費が低下するため、急激に吸収された糖質は脂肪として蓄積されやすくなります。
さらに深刻なのがキレートレモンによる副作用・胃痛の問題です。レモン高濃度果汁を含む本製品のpHは約2.5前後の強酸性を示します。これは胃酸(pH1〜2)に匹敵する酸度の強さです。就寝直前や空腹時に強酸性の液体を流し込むと、胃粘膜が直接刺激されて炎症を起こしたり、就寝中の横臥姿勢によって胃酸が逆流し、胸焼けや逆流性食道炎を誘発したりする危険性があります。胃腸がデリケートな人は、空腹時の飲用を絶対に避けるべきです。