タリーズバイトに関してネット上で語られる噂の中には、現場のメカニズムを理解していないことによる誤解が少なからず存在します。代表的な誤謬を解きほぐしてみましょう。
第一の誤解は、「シフトが削られるのは店長に嫌われているからだ」という感情論です。もちろん人間関係がゼロとは言いませんが、店長がシフトを組む際の第一優先事項は「時間帯別の売上予測に対する適正人件費の配分」です。嫌がらせではなく、「その時間帯に必要なスキルセットを保有しているか」が判断基準になります。例えば、早朝のオープン作業(開店準備・仕込み)や夜間のクローズ作業(締め作業・清掃・レジ点検)ができるフェローは、店長にとって極めて貴重な戦力であるため、削られるどころか重宝されます。逆に「平日の13時〜17時のみ」「土日は一切入れない」という条件で申請していると、最も人件費を圧縮しやすい枠として真っ先に調整対象となってしまいます。
第二の誤解は、「面接時に希望を多く伝えると受かりにくくなる」というものです。実際にはその逆であり、タリーズ面接時のシフト希望では「出勤できる時間帯の幅を広げて伝える」ことが合格への最短ルートです。週2日しか入れないとしても、「火曜と木曜の17時以降、もしくは土曜の全日なら対応可能です」といったように、店舗側が人員不足に悩んでいる時間帯と合致する提案ができれば採用確率は跳ね上がります。「週何日からの勤務条件を満たしているか」以上に、「店舗の穴を埋めてくれる柔軟性があるか」が評価されている点を見落としてはなりません。