東の「カップヌードルミュージアム 横浜」と西の「カップヌードルミュージアム 大阪池田」。どちらも正式名称は「安藤百福発明記念館」ですが、施設の規模、料金形態、コンセプトには決定的な違いがあります。「どちらに行っても同じだろう」と考えて訪れると、期待とのギャップに驚くことになります。
横浜と池田の違いにおいて最も特筆すべきは、空間設計のスケール感です。
カップヌードルミュージアム横浜は、世界的デザイナー・佐藤可士和氏が総合プロデュースを手がけた洗練された近代建築。館内には、アジアのナイトマーケットを模したフードコート「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」があり、世界各国の麺料理を1食500円(ハーフサイズ)で食べ比べできます。さらに、自分が麺の製造工程に入り込んだ感覚で遊べる巨大アスレチック「カップヌードルパーク」(小学生以下対象・有料)を備えるなど、半日かけて遊び尽くせるテーマパーク型の設計です。
対するカップヌードルミュージアム大阪池田は、1958年に安藤百福がチキンラーメンを創り出した「まさにその土地」に建てられた記念館です。派手なアトラクションはありませんが、インスタントラーメン発祥の歴史を伝える史料の密度が極めて濃く、当時の開発風景を静かに追究できます。また、池田限定の「テイスティングルーム」では、日本全国で販売されているご当地カップ麺(北海道限定「北のどん兵衛」など)が自動販売機で並び、その場で味わえる独自のマニアックな楽しみ方が可能です。