市立千葉高校の進学実績を語る上で欠かせないのが、国公立大学合格者数の多さです。直近の大学入試結果を見ても、千葉大学に毎年数十名規模の合格者を輩出しているほか、東北大学や北海道大学、東京科学大学(旧東京工業大学・東京医科歯科大学)、筑波大学といった難関国立大への合格者をコンスタントに送り出しています。
この高い進路実績を生み出す背景には、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校としての長年の蓄積があります。単に理数科目を多く学ぶだけでなく、1年次から「課題研究」として自らテーマを設定し、仮説検証から論文執筆、プレゼンテーションまでを行うカリキュラムが日常化しています。このプロセスが、昨今の大学入試改革で求められる「記述力・論理的思考力」を底上げする強力な装置となっているのです。
さらに進路指導の現場を取材すると、学校全体として国公立大学受験を推奨する「学びの空気感」が存在することがわかります。教職員による補習体制や進路相談の手厚さはもちろんのこと、生徒同士が放課後や自習室で切磋琢磨するカルチャーが根付いており、早期から共通テスト対策と2次試験対策を見据えた学習ペースが自然と形成されています。