なぜ大人になっても衝動的な振る舞いを抑えられないのでしょうか。その根底にあるのは、極端に脆弱な自尊心と「ありのままの自分を無条件に受け入れてほしい」という肥大化した幼児的願望です。内面に強い不安を抱えているため、プライドの鎧を着込むことで必死に自己を守ろうとしています。
心理学的な観点から見ると、感情のコントロールができない人は「感情」と「行動」の間にブレーキをかける思考プロセスが未発達な状態にあります。不快な刺激を受けた瞬間、冷静に状況を分析する前に怒りや拗ねといった原始的な防衛反応が直結してしまいます。相手の立場に立って物事を推し量る「認知的共感力」が不足しているため、周囲にどれほど迷惑をかけているかを想像することすらできません。