普段と違う寝相が何日も続く場合、単なる気分の変化ではなく、病気や怪我による痛みをかばっているケースがあります。特にシニア期に入った猫は注意深く観察しなければなりません。
命に関わる疾患や慢性疾患が隠れている危険なサインをまとめました。
1. 香箱座り・スフィンクス座りのまま眠らない(うずくまり姿勢)
お腹を床につけず、背中を丸めてじっと耐えるような姿勢を続ける場合、激しい腹痛(膵炎、巨大結腸症、異物誤飲など)や胸の圧迫感を抱えている恐れがあります。
2. 横向きになれず、首を伸ばして座ったまま眠る
横に倒れると呼吸が苦しくなるため、胸腔に水が溜まる胸水や、心筋症、重度の肺炎などの呼吸器系疾患が疑われます。呼吸が速い、口を開けて息をしている場合は緊急を要します。
3. 急にヘソ天や丸まる姿勢をしなくなった
加齢に伴う変形性関節症の兆候です。関節に痛みがあるため、背中を曲げてアンモニャイトになったり、体をひねってヘソ天をしたりする動作を避けるようになります。
「寝相のパターンが変わった」「触ろうとすると嫌がる」「寝床から出てこない」といった変化が併発している場合は、速やかに動物病院で診察を受けてください。