落花生栽培で実がつかない原因は?プランターで大量収穫する極意と手順

落花生栽培で実がつかない原因は?プランターで大量収穫する極意と手順

落花生栽培で実がつかない原因は?プランターで大量収穫する極意と手順について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。

Q1:市販の食べる落花生(生や煎り豆)を土にまいても芽は出ますか?
A1:煎ってある落花生(ロースト加工品)は熱処理により胚が死滅しているため発芽しません。市販の「乾燥生落花生」であれば発芽する可能性はありますが、種子用として発芽率や消毒管理が保証されておらず、ウイルス病のリスクもあります。確実な収穫を目指すなら、種苗店やホームセンターで販売されている「栽培用種子」を購入することを強く推奨します。

Q2:種まきのとき、落花生の殻はむいてまくべきですか?それとも殻ごとですか?
A2:殻をむいて中の豆(種子)を取り出してまくのが基本です。殻ごとまくと吸水に時間がかかり発芽が不揃いになります。殻をむく際は中の薄皮を傷つけないよう注意し、粒が大きく傷のない充実した豆を選んで、尖った方を斜め下に向けて深さ2〜3cmに播種してください。

Q3:開花期に水やりはどのくらいの頻度で行えばよいですか?
A3:鉢・プランター栽培の場合、開花から子房柄が潜る7〜8月は最も水を消費します。土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。真夏は朝と夕方の1日2回必要になるケースもあります。畑栽培の場合は基本的に自然降雨で育ちますが、日照りが1週間以上続いて葉が萎れている場合は朝か夕方に畝間へたっぷり水やりを行ってください。

Q4:追肥に油かすや化成肥料をたくさんあげてもいいですか?
A4:窒素分の多い油かすや一般の化成肥料(8-8-8等)の大量施用は厳禁です。落花生は根粒菌の働きがあるため、窒素が多いと「つるボケ」を起こして実がつかなくなります。追肥にはリン酸とカリが主体で窒素が控えめの肥料(例:4-8-8や有機PK肥料)を使用し、同時に「カキ殻石灰や苦土石灰」を株元へ施用することが最良の結果を生みます。

Q5:収穫した落花生を煎り落花生にするにはどうすればよいですか?
A5:収穫後、サヤについた泥をきれいに洗い流し、晴天の続く日に風通しの良い場所で1週間から10日ほど天日干しして完全に乾燥させます(振ると中でカラカラと音がする状態)。その後、殻ごとオーブントースターやフライパン、または160℃のオーブンでじっくり30〜40分ほど香ばしい香りが立つまで煎ることで、市販品を凌駕する風味豊かな煎り落花生が完成します。

森 瞳
著者

森 瞳

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