玉川学園記念グラウンドが教育関係者やアマチュアスポーツ界から熱い視線を浴び続けている最大の理由は、大学単体にとどまらず、K-12(幼稚部から高等部)の児童・生徒から大学体育会までが日常的に共有する「最高峰の文教スポーツインフラ」である点にあります。2026年現在、同グラウンドは徹底したメンテナンス体制のもと、年間を通じて高い稼働率を維持しています。
この施設が誕生したのは、玉川学園創立50周年記念事業の一環として整備が進められた昭和58年(1983年)のことでした。完成当時からラグビーとサッカーが同時に公式サイズで使用可能であり、その周囲を400m陸上トラックが囲むという、学校教育施設としては全国的にも稀に見るスケールを誇ってきました。近隣に所在する玉川学園記念体育館や、大学サッカー部などが主戦場とする玉川大学サッカー場グラウンドとともに、玉川の体育教育を支える中核拠点として機能し続けています。
なぜここまで外部からの注目度が高いのか。それは、東京都心近郊でありながら豊かな緑に囲まれ、プロレベルの公式戦にも耐えうる規格を備えているため、「ここで練習試合をしたい」「大会会場として使いたい」と熱望する地域クラブや一般プレイヤーが後を絶たないからです。しかし、その知名度の高さゆえに生じる「利用権をめぐる誤解」が、現在もネット上で様々な憶測を呼ぶ要因となっています。