出雲大社といえば「縁結びの神様」として圧倒的な知名度を誇りますが、神在月におけるご利益は恋愛成就にとどまりません。
大国主大神が司る「縁」とは、古来の神道においては人と人との出会いはもちろんのこと、良き仕事、健康、財運、新しい住居、学問との出会いに至るまで、人生を好転させるすべての結びつきを指します。八百万の神々が一堂に会して「来年どのような巡り合わせを与えるか」を審議している期間だからこそ、神在月の祈願は格別の力を宿すと信じられてきました。
恋愛の良縁を望む方はもちろん、ビジネスの事業提携、転職活動の成功、新たな人間関係の好転を願う多くの参拝者がこの時期に出雲を訪れるのは、あらゆる運命の起点が出雲の「神議り」にあると考えられているためです。