従来の恋愛マニュアルでは「A型とO型の相性」が絶対的な正解として語られてきました。几帳面なA型と大らかなO型が凹凸のように噛み合うというロジックです。しかし、共働きが一般化し、個人のプライベートな領域が重視される現代においては、この組み合わせ特有の「摩擦」も顕在化しています。
取材に応じた30代の夫婦相談員は次のように指摘します。「几帳面なA型側がO型の大雑把さに徐々に耐えられなくなり、『なぜ言った通りにやってくれないのか』と管理・干渉を強めてしまうケースが目立ちます。一方でO型側は『息が詰まる』と感じ、精神的な距離を置いてしまう悪循環です」。
これに対し、近年の調査で評価を上げているのがB型とO型の恋愛傾向です。B型は他者からの指図や行動の制限を極端に嫌いますが、O型は本質的に他者の細かい行動パターンに執着しません。「自分は自分、相手は相手」という適度な距離感を保ちながら、相手の個性を面白がる余裕があるため、無用なコントロール欲求が生まれにくい構造を持っています。
また、AB型と相性がいい血液型としてB型が急浮上している点も見逃せません。二面性を持ち、対人関係で疲れやすいAB型にとって、裏表がなくストレートに感情をぶつけてくるB型は「裏を読む必要がないため最も気楽な相手」となります。過剰な情緒的共感を強要されないドライな心地よさが、多忙な現代人のライフスタイルに合致している証左といえます。