Q1:痛む部位はお風呂などで温めるべきですか?それとも冷やすべきですか?
A1:発症から数日以内の急激に痛みが強くなった「急性期」や、触ると熱感がある場合は、氷嚢などで15分程度冷やして局所の炎症を抑えるのが基本です。一方、数週間以上鈍痛が続いている「慢性期」や、温めることで筋肉のこわばりが和らぐ感覚がある場合は、入浴や蒸しタオルで温めて血流を促進させるのが有効です。迷った際は、温めてみて痛みが悪化しないか慎重に確認してください。
Q2:整骨院(接骨院)での骨盤矯正やマッサージで坐骨神経痛は治りますか?
A2:骨盤周囲の筋緊張緩和によって一時的に楽になるケースはありますが、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった骨・軟骨の器質的疾患を整骨院の施術で根本治療することはできません。特に痛みの原因が特定されていない段階で強い外力を加える施術を受けると、神経損傷を悪化させる重大なリスクがあります。必ず先に整形外科を受診し、医師の確定診断と許可を得た上で連携施術を検討してください。
Q3:デスクワーク中にクッションを使うと痛みが軽減すると聞きましたが、どんなタイプを選ぶべきですか?
A3:坐骨結節にかかる体圧を分散させる「U字型」または「スリット入り」のゲルクッション・高反発クッションが適しています。尾骨やおしりの中心部が座面に直接圧迫されない構造のものを選ぶと、梨状筋や坐骨神経への機械的ストレスを大幅に軽減できます。逆に柔らかすぎる低反発素材は骨盤が沈み込んで後傾を招き、腰椎への負荷を増大させるため避けるのが賢明です。