鼻づまりに悩む人の多くが「とりあえず一番売れている鼻炎薬を飲めば治るはずだ」と思い込んでいる。しかし、鼻づまり解消 市販薬 おすすめとされる定番商品を服用しても「鼻水は止まったのに、鼻の奥の詰まり感だけがどうしても解消しない」という声は極めて多い。これには明確な薬理学的理由が存在する。
鼻づまりの本態は、アレルギー反応によって分泌されるヒスタミンだけでなく、ロイコトリエンやプロスタグランジンといった化学伝達物質が鼻甲介(びこうかい)の静脈叢(じょうみゃくそう)を拡張させ、粘膜が浮腫(むくみ)を起こして気道を物理的に塞ぐ現象にある。市販の主要な鼻炎薬に含まれる抗ヒスタミン成分は、神経や分泌腺を刺激するヒスタミンを遮断するため「くしゃみ」や「水鼻」には即効性を発揮するが、一度パンパンに腫れ上がった血管の拡張を元に戻す力は限定的なのだ。
そこで多くの人が頼ってしまうのが「鼻づまり 即効薬 スプレー」として販売される市販の点鼻薬だ。噴霧した瞬間、魔法のように鼻が通り爽快感が得られるが、ここにこそ医療関係者が最も警戒を呼びかける罠が潜んでいる。主成分として配合されるナファゾリン塩酸塩などの点鼻薬 血管収縮薬 危険性を正しく認識しないまま使い続けると、薬効が切れた際に反動で毛細血管がさらに拡張する「リバウンド現象」が発生し、元の状態よりも酷く腫れ上がってしまう。