近年の国際大会において、最も世界中のバレーボールファンを熱狂させているカードの一つがバレーボール イタリア代表 日本戦です。かつては体格差からイタリアが日本を一方的に圧倒する時代が長く続きましたが、日本代表の組織力と個のレベルアップに伴い、現在は世界屈指のハイレベルな戦術戦へと昇華しています。
記憶に新しい2024年パリ五輪の準々決勝では、石川祐希選手や高橋藍選手を擁する日本代表がイタリアをあと一歩のところまで追い詰め、マッチポイントを握りながらも、イタリアが脅威の粘りで大逆転勝利を収めました。試合後のミックスゾーンや現地メディアの報道では、ジャンネッリ主将が「日本のディフェンスとスピードは狂気じみていた。我々は限界を超えなければ勝てなかった」と吐露したように、イタリア側も日本を最大のライバルの一角として強く意識しています。
SNSやファンのコミュニティ(Xやバレーボール専用掲示板)でも、日伊戦に対する熱狂は凄まじいものがあります。 「ジャンネッリの勝負所でのワンハンドトスとブロックが高すぎる」 「ミキエレットの滞空時間の長さは人間離れしている」 といった驚嘆の声が上がる一方で、セリエAでチームメイトとしてプレーする選手同士(例えばミラノやペルージャでの交流)が見せる試合前後のリスペクトあふれる抱擁に対し、「敵味方を超えたスポーツマンシップに感動した」という好意的な意見が多数を占めています。