扁桃腺切除の後遺症とリスクは?味覚障害や術後出血の真相と回復経過

扁桃腺切除の後遺症とリスクは?味覚障害や術後出血の真相と回復経過

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口蓋扁桃の手術において、医師が最も警戒を促すのが扁桃腺摘出に伴う術後出血のリスクです。術後出血には、手術直後から24時間以内に起こる「原発性出血」と、日数が経過してから起こる「後出血(二次性出血)」の2種類が存在します。

特に注意が必要なのが、術後7〜10日日前後に発生する後出血です。扁桃腺を切除した部位は縫合せず、白い「偽膜(かさぶた)」で覆われて自然治癒を待ちます。このかさぶたが剥がれ落ちるタイミングで毛細血管が露出し、再出血を引き起こすことがあります。発生頻度は全体の約3〜5%程度と報告されており、決して無視できる数字ではありません。

術後出血を防ぐためには、退院後も含めた生活管理が直結します。かさぶたが安定する術後2週間程度までは、熱い風呂への長湯、激しい運動、飲酒、刺激物や硬い食べ物の摂取を厳に慎む必要があります。万が一、口の中に血が溜まるような鮮血の出血があった場合は、冷水でうがいをして喉を冷やしつつ、直ちに執刀医のいる医療機関へ救急受診する体制を整えておくことが命を守る鉄則です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。