普段の私服やSNSで人気のトレンドヘアが、証明写真でも通用するとは限りません。写真館の強いライティング(ストロボ)環境下では、肉眼以上に髪の乱れが強調されてしまうからです。
特に注意したいのがシースルーバングのNG例です。毛量が極端に少ないシースルーバングは、強力なストロボ光を浴びると光が透けすぎてしまい、「髪が薄い」「セットが崩れて散らかっている」ように写るリスクを孕んでいます。もしシースルーベースの髪型であっても、撮影時はサイドの髪を少し前へ持ってきて毛量を補うか、斜めにタイトにまとめる工夫が必要です。
また、ぱっつん前髪の注意点も見逃せません。眉下のラインで重めに切り揃えた前髪は、目力こそ強調できるものの、幼い印象を与えたり目元に影を作ったりしがちです。毛先を少し梳いて軽さを出すか、ワックスで束感を作りながら隙間を空けておでこを覗かせるのが鉄則です。