SNSや口コミ掲示板などで報告されている実際の来場者のリアルな声を分析すると、共通する評価の傾向が浮かび上がってきます。
好意的な口コミ:「想像以上に近くて見やすい」
最も多く見られる肯定的な感想は、「キャパ1,100席と聞いて覚悟していたが、実際配席されたら思っていたより舞台が近く感じた」という声です。近代的な巨大ホールに比べてステージとの距離がコンパクトに設計されているため、1階の10列目前後や2階の前方席を引いた来場者の満足度は非常に高い水準を示しています。
懸念点・不満の口コミ:「座席の狭さ」と「エレベーター渋滞」
一方で、昭和の歴史を色濃く残す建築という側面もあり、設備面へのシビアな指摘も散見されます。特に多いのが以下の2点です。
- シートピッチ(足元スペース)のタイトさ:大柄な男性が座ると膝が前席の背もたれに当たりやすく、荷物を足元に置く余裕がほとんどありません。大型のリュックやスーツケースは駅のコインロッカーに預けておくのが賢明です。
- 入退場時のエレベーター待機列:終演後は1,000人近くが一斉に読売会館の限られた基数のエレベーターへ向かうため、ロビーや階段が極度の混雑状態に陥ります。新幹線の時間が迫っている遠征組は、非常階段の誘導ルートを早めに確認するか、終演前に身支度を整えておく必要があります。
端席・見切れ席の評判
ステージ左右の端席(サイドブロックの壁寄り)については、「スピーカーで舞台奥のセットが一部隠れた」「演者が下手に引っ込むと見えなくなった」という報告があります。劇場の音響反射板やプロセニアムアーチ(舞台枠)の構造上、端の席では視界の片隅に死角が生じる傾向があるため、完璧な視界を求める場合は注意が必要です。