視力矯正手術を検討する際、現実的なハードルとして立ちはだかるのが費用です。どちらも健康保険が適用されない自由診療であるため、全額自己負担となります。レーシックとICLの費用相場比較を一覧で整理します。
経済面で知っておくべき決定的な要素がICL医療費控除と任意保険適用の実態です。
国税庁の指針により、レーシックおよびICLは「目機能そのものを正常化する治療」と認められているため、確定申告を行うことで所得税・住民税の負担軽減を受けることができます。例えば、年収600万円の会社員が両眼66万円のICL手術を受けた場合、所得税率や住民税率の控除により、実質的に約10万〜15万円程度の税負担軽減が受けられるケースがあります。
一方、民間の任意保険については注意が必要です。かつてレーシックやICLは保険会社の手術給付金の対象となる約款が存在しましたが、近年の保険契約では屈折矯正手術全般が「給付対象外」として除外されていることが一般的です。ただし、2007年以前などに加入した古い医療保険特約では「有水晶体眼内レンズ挿入術」として給付対象になる場合があるため、手術前に契約約款を必ず確認しておく必要があります。