大型種だけでなく、日中の明るい時間帯に壁や机の上をピョンピョンと跳ね回る体長数ミリから1センチ程度のクモに悩まされる家庭も後を絶ちません。SNSやネット掲示板を調査すると、「部屋の小さい蜘蛛大量発生ネットの反応」として、以下のような生々しい悲鳴が多数投稿されています。
「朝起きたら白い壁にゴマ粒のようなクモが50匹以上群がっていて鳥肌が立った」「掃除機で吸っても翌日にはまた天井から糸を引いて降りてくる」「新築マンションなのにどこから湧いているのか見当もつかない」といった声が目立ちます。知恵袋等でも、バルサンを焚いた直後に隙間から無数の幼蜘蛛が這い出してきたという恐怖体験が後を絶ちません。
この小さな蜘蛛の正体の多くは「アダンソンハエトリ」や「チャスジハエトリ」に代表されるハエトリグモ類、あるいは家具の裏に不規則な網を張る「シモングモ」「チリグモ」です。室内で突如として数十匹単位で群がる場合、外から入ってきたのではなく、室内の家具裏やカーテンレール、エアコン内部に産み付けられた卵嚢(らんのう)が孵化したケースがほとんどです。
適切なハエトリグモ駆除対策を講じるにあたっては、彼らが何を食べているかを冷静に見極める必要があります。彼らの主食は、肉眼では見落としがちなチリダニ、ショウジョウバエ、チャタテムシ、あるいは観葉植物の土から発生するキノコバエです。人間を咬むことはまずなく毒性もありませんが、視覚的・精神的なストレスは計り知れません。見つけ次第、粘着ローラーや弱モードの掃除機で吸い取ると同時に、発生源となっているダニやコバエの温床(湿気た段ボール、腐敗した食品残渣、結露した窓枠)を徹底清掃することが再発防止の絶対条件となります。