万が一発作が起きた際、第一選択となる特効薬がニトログリセリン(舌下錠・スプレー)です。舌の下に含むことで口腔粘膜から素早く吸収され、速やかに冠動脈を拡張させて血流を再開させます。通常、投与後1〜2分で痛みが和らぎ始めます。
発作予防の基本治療には、血管のけいれんを抑えるカルシウム拮抗薬(ジルチアゼムやベニジピンなど)が用いられます。夜間の発作を防ぐため、夕食後や就寝前に処方薬を忘れずに服用することが徹底されます。
第一線で活躍を続ける芸能人たちも、常時ニトログリセリンを携帯しつつ、確実な服薬管理と禁煙、十分な睡眠時間の確保を行うことで、再発を抑えながら多忙な現場をこなしています。