検索時に「堀くんと宮村さん」と混同されがちな本作ですが、正式名称は原作が『堀さんと宮村くん』、リメイク版が『ホリミヤ』です。両者の最大の違いは、作品のフォーマットと演出のアプローチにあります。
HERO氏による原作WEB漫画(サイト名:読果堂)は、シンプルな4コマ漫画形式で描かれており、独特のシュールな間やコミカルなギャグ、登場人物たちの生々しくリアルな心理描写が持ち味です。日常の何気ない会話や毒のある掛け合いがテンポよく展開され、キャラクターの内面にある仄暗い感情や執着心も飾らずに表現されています。
一方、萩原ダイスケ氏が作画を手がけたリメイク版『ホリミヤ』は、通常のストーリー漫画形式へと再構築されました。萩原氏の美麗で繊細な筆致により、キャラクターの表情や情景描写が大幅に強化され、青春の瑞々しさや切なさが際立つエモーショナルな演出へと進化を遂げています。原作にあった過激な下ネタや一部のブラックユーモアはマイルドに調整され、より幅広い層に届く爽快な青春群像劇として仕立てられています。