なぜペラペラ?パーカーのフード描き方と立体感を出す構造の極意

なぜペラペラ?パーカーのフード描き方と立体感を出す構造の極意

なぜペラペラ?パーカーのフード描き方と立体感を出す構造の極意の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

初心者から中級者のイラスト添削において、最も多く見られるのが「フードが紙のように薄く見えてしまう」という違和感です。フードが不自然になってしまう最大の原因は、パーカー特有の生地の厚みと二重構造(ライニング)を意識できていない点にあります。

一般的なスウェットパーカーは、10オンスから12オンス前後のしっかりとしたヘビーウェイト生地が使われており、さらにフード部分は裏地を付けた2枚仕立てで作られていることが大半です。つまり、フードの縁(フチ)には必ず数ミリの折り返しと立体的な断面の厚みが存在します。

縁を単なる1本の細い線で描いてしまうと、布が首に張り付いたようなペラペラ感が生じます。フードの開口部にわずかな「折り返しの厚み幅」を描き込み、首とフードの間にしっかりとした隙間(空間)を設けるだけで、布地の重量感と立体感が一気に立ち上がります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。