医療現場のデジタルシフトは、診察券忘れのトラブルを劇的に緩和させた。全国の保険医療機関で導入が完了しているオンライン資格確認システムにより、患者の受診資格や基本情報はネットワーク経由で即座に照会できる体制が整っている。
受付のカードリーダーにマイナンバーカードを置き、顔認証または4桁の暗証番号を入力するだけで、マイナ保険証としての認証が完了する。この認証データは院内の電子カルテシステムとダイレクトに連携されるため、スタッフが手作業でカルテ番号を検索する手間すら大幅に省略されるようになった。診察券を自宅に忘れても、マイナ保険証さえポケットに入っていれば、受付でのタイムロスはほぼゼロに抑えられる。