キャロライナ・リーパーの衝撃|致死量の真相とペッパーX比較の全貌

キャロライナ・リーパーの衝撃|致死量の真相とペッパーX比較の全貌

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辛さの指標となる「スコヴィル辛味単位(SHU)」において、キャロライナ・リーパーは平均して約164万SHU、個体によっては最大220万SHUという桁外れの数値を記録しています。日本の食卓でおなじみのタバスコソースが約1,000〜2,500 SHU、かつて日本中を席巻した激辛の代名詞ハバネロが約10万〜35万 SHUであることを踏まえると、まさに異次元の数値であることがわかります。

かつて「世界一」の座にあったブート・ジョロキア(約100万 SHU)との辛さの違いも明白です。ブート・ジョロキアが口に含んだ数秒後からじわじわと広がる重厚な灼熱感を持つのに対し、キャロライナ・リーパーは舌に触れた瞬間にフルーティーな甘みを感じさせた直後、まるで高熱の鉄パイプで直接粘膜を殴打されたかのような鋭利な激痛へと急激に変貌します。

この特異な品種を交配によって誕生させたのが、アメリカ・サウスカロライナ州にある「パッカーバット・ペッパー・カンパニー(PuckerButt Pepper Company)」の開発者エド・カリー(Ed Currie)氏です。同氏はガンや心疾患の予防研究を支援する目的で高濃度カプサイシンを含む唐辛子の開発に没頭し、ハバネロ種とパキスタンのナガ・チリを何世代も交配・選抜することで、この赤くゴツゴツとしたサソリの尾のような突起を持つ悪魔的な果実を完成させました。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。