エアコン室外機掃除で故障?電気代高騰の真相とプロが明かすNg行為

エアコン室外機掃除で故障?電気代高騰の真相とプロが明かすNg行為

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「では、一般ユーザーは何もしてはいけないのか」といえば、そうではありません。専門的な工具や危険な薬剤を使わず、安全の境界線を厳守した上で行うエアコン室外機掃除自分でやる方法は確立されています。作業を行う際は、必ずエアコン本体の電源プラグをコンセントから抜くか、ブレーカーを落としてから着手してください。

自力で行うメンテナンスの主戦場となるのは、外装の汚れと、エアコン室外機裏側のホコリ掃除詳細まとめに集約されます。手順は以下の通りです。

  1. 外枠(キャビネット)の乾拭き・水拭き:プラスチックや塗装鋼板の表面に付着した泥砂やクモの巣を、固く絞った濡れ雑巾で拭き取ります。吹出口のルーバー(網目)周辺に詰まったゴミは、古い歯ブラシなどで外側へ掻き出します。
  2. 裏面・側面のアルミフィンの除塵:室外機の背面を覗き込むと、無数の薄い金属板が並んでいます。ここが室外機アルミフィン掃除の注意点の最重要ポイントです。アルミフィンはアルミ箔のように柔らかく、指で押すだけでも折れ曲がります。決して素手で触れず、掃除機にブラシ付きノズルを装着し、フィンの向き(縦方向)に沿って優しくなでるようにホコリを吸い取ります。歯ブラシを使う場合も、横方向に擦るとフィンが潰れるため、必ず縦方向に軽く滑らせてください。
  3. 室外機周辺の環境整備:室外機の吹き出し口の前や吸込口の裏に、植木鉢、古タイヤ、段ボールなどを置いていないでしょうか。周囲30cm以内に障害物があると、排出した温風を再び吸い込む「ショートサーキット」が発生し、電気代が大幅に悪化します。周囲の雑草も含めて完全に撤去することが、何よりのメンテナンスとなります。

また、夏場に多発する室内機からの水漏れトラブルは、室外機の足元にある排水管が原因であることが多々あります。エアコン室外機ドレンホースつまり解消には、100円ショップやホームセンターで購入できる「ドレン用サクションポンプ」が極めて有効です。ホース先端にポンプを差し込み、ハンドルを勢いよく引くことで、内部に詰まったヘドロや昆虫の死骸、ホコリの塊を陰圧で一気に吸い出すことができます。

もし運転中に「ガタガタ」「ブーン」という激しい振動音が鳴り響く場合は、エアコン室外機異音の原因と対処法を冷静に見極める必要があります。異音の多くは、本体の故障ではなく、架台(プラスチックブロック)のボルトの緩みや、地面の傾きによる共振です。防振ゴムシートを脚の下に敷くだけで劇的に静音化するケースが多いため、まずは足元の安定性を確認してください。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。