2024年春に『news zero』のメインキャスターを勇退した有働さんですが、2026年現在もその活動領域はとどまるところを知りません。日本テレビ系の大型音楽番組『with MUSIC』の司会としてアーティストの本音を引き出す一方、ニッポン放送『うどうのらじお』では週末のリスナーに寄り添う親しみやすいトークを繰り広げています。
さらに注目すべきは、単なるタレント活動にとどまらないアカデミック・社会貢献分野での躍進です。東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター(CIDIR)の客員研究員として、災害時におけるメディア報道のあり方や情報伝達の課題について実践的な研究を継続。また、日本車いすラグビー連盟の理事を務めるなど、パラスポーツの普及と共生社会の実現に向けた現場活動にも深くコミットしています。
鹿児島に生まれ、大阪・北摂の風土に揉まれて育ち、東京から世界へと言葉を届け続けてきた有働由美子さん。地方都市の土着的なリアリティと、中央の高度な情報網の双方を知る稀代のコミュニケーターとして、その発言力は2026年を迎えた現在、より一層の円熟味と重みを増しています。