現代の日本のビール市場において、約99%はろ過技術によって酵母を除去した「生ビール(非熱処理)」が占めています。同じサッポロビールの看板商品である「サッポロ生ビール黒ラベル」もその代表格です。しかし、赤星はあえて昔ながらの「熱処理製法(パストリゼーション)」を貫いています。
かつてはビールの品質を保つための防腐・殺菌手段だった熱処理ですが、現代においては「独特の芳醇なコクとシャープな苦味」を生み出すための確固たる味づくりの手法として採用されています。熱を加えることで生まれる落ち着いた麦の風味と、ホップの角が取れた重厚な苦味は、生ビールでは決して出せない赤星ならではの個性です。
また、原材料の構成にも明確な違いが存在します。黒ラベルが麦芽とホップのみを使用しているのに対し、赤星は「麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ」を絶妙な比率でブレンドしています。副原料を用いることで、熱処理によるしっかりした飲みごたえを残しながらも、後味を驚くほど軽快に仕上げているのです。アルコール度数は飲み飽きしない5.0%に設定されています。