卒論がない学部は就活で不利?慶應・早稲田の実態と免除の真相を徹底解説

卒論がない学部は就活で不利?慶應・早稲田の実態と免除の真相を徹底解説

卒論がない学部は就活で不利?慶應・早稲田の実態と免除の真相を徹底解説の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。

「卒論がない学部」と聞くと、学修強度の低い大学を想像するかもしれませんが、日本を代表するトップスクールほどこの方針を明確に採用しています。

代表的な事例が慶應法学部卒論なし真相です。慶應義塾大学法学部(法律学科・政治学科)では、創立以来の伝統として卒業論文は必修科目になっていません。ゼミに所属して任意の「演習論文」を執筆する選択肢は用意されているものの、未提出であっても卒業要件単位を満たせば何ら支障なく卒業が認められます。背景には、1学年千人規模を抱える大規模学部において教員が個別論文を査読する指導体制の物理的制約と、学生に課す定期試験の厳格さへの自負があります。

早稲田大学に目を向けると、早稲田政経卒論要件も学科や専攻プログラムによって弾力的な運用がなされています。政治学科・経済学科・国際政治経済学科のいずれにおいても、所定の演習論文を求めるコースを除き、演習の単位取得や専門選択科目の充当で代替可能な枠組みが設計されています。

文系卒論不要大学一覧の傾向を概括すると、国公立大学では東京大学法学部や京都大学法学部も卒論を必修としていません。対照的に一橋大学のように全学部でゼミ・卒論を必修化し、少人数教育を掲げる大学も存在します。私立大学のMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)や関関同立(関西学院・関西・同志社・立命館)の法学部・経済学部においても、必修ではなく選択制とする学部が全体の約6割から7割を占めています。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。