ネット上の一部では、「シャンクスが民間人や傘下に対して冷酷すぎる」「ヤソップの不意打ちは卑怯ではないか」という批判的な言説が散見されます。しかし、これは海賊の世界における絶対的なパワーバランスとルールを見誤った誤解です。
シャンクスの立場からすれば、ナワバリの島々は赤髪海賊団の旗を掲げることで他の略奪者から平和を守っています。その海賊旗を燃やされる行為は、住民への安全保障を脅かし、四皇としての抑止力を根底から揺るがす重大な宣戦布告に他なりません。
シャンクスが渡した「毒薬」は、実際には無害な偽物であり、バルトロメオの覚悟を試すテストでした。シャンクス自身はバルトロメオの忠義を認めて情けをかけましたが、船団の副船長格であるヤソップは「甘さを見せれば示しがつかない」という海賊の仁義として、船を沈めるというギリギリの落とし前をつけました。命までは奪わず、海賊としてのケジメのみを執行したというのが現場の構図です。
【プロの結論】バルトロメオの動向から目を離してはならない読者の条件
バルトロメオの去就に注目すべきなのは、「麦わら大船団の伏線回収」を追うコアファンと、「シャンクスとルフィの再会時の力関係」を考察したい読者です。逆に、単なる一過性のギャグキャラクターとして見ていると、最終章で描かれる世界規模の戦争における重要なピースを見落とすことになります。