Q1:竹久夢二は正式な美術学校で絵を学んだのですか?
A1:いいえ、夢二は東京美術学校などの正規の美術教育を一切受けていません。早稲田実業学校に通いながら独学で絵を学び、雑誌の投稿欄で才能を認められて世に出ました。この「独学であったこと」が、既存の流派にとらわれない自由でモダンな感性を育む要因となりました。
Q2:『黒船屋』のオリジナル原画はいつでも見ることができますか?
A2:『黒船屋』は極めて繊細な肉筆画であるため、常時公開はされていません。通常は群馬県渋川市にある「竹久夢二伊香保記念館」に所蔵されており、毎年秋の限られた期間にのみ特別公開されるのが通例です。鑑賞を希望される場合は、事前に同館の公開スケジュールをご確認ください。
Q3:なぜ夢二の作品には「猫」がよく登場するのですか?
A3:夢二は大の猫好きとして知られており、猫の気まぐれでしなやかな姿に女性の美しさや気質を重ね合わせていました。『黒船屋』をはじめとする多くの作品で、猫は女性の孤独感や愛らしさを引き立てる象徴的なモチーフとして描かれています。