タバコにまつわる有名なエピソードとして外せないのが、英プレミアリーグの強豪アーセナルFCに所属していた頃のシュチェスニーの騒動だ。2015年元日の試合後、悔しさのあまりスタジアムのシャワールームで喫煙したことが当時の名将アルセーヌ・ヴェンゲル監督の逆鱗に触れ、多額の罰金とポジション剥奪という厳罰が下された。
「自分のプライベートな習慣がピッチ上のプレイに影響を与えていないなら、他人に口出しされる筋合いはない」——シュチェスニーは後にそう振り返っている。ユヴェントスを経てトップレベルでキャリアを重ね、一時引退を表明しながらも補強要請を受けてバルセロナへ加入した彼の姿は、喫煙の有無を超えた圧巻のプロフェッショナリズムを感じさせる。