エントリー前に必ず把握しておきたいのが、オープン参加と一般参加の根本的な違いだ。一般参加は主催団体が定める年齢や標準記録などの参加資格を満たし、賞状やメダルの授与、公式記録の公認対象となる正当な出場形態である。これに対し、オープン参加はオープン参加枠として出走が認められるものの、順位がどれほど上位であっても表彰対象外となる点が決定的な差だ。
なぜ表彰から除外されるのか。理由は大きく分けて二つある。一つは、所属地域や加盟団体の枠組み(例:都道府県や学連の管轄外)から外れているため。もう一つは、大会本来のターゲット層を保護するためだ。仮に他地区のトップアスリートが無条件で順位争いに加われば、本来称えられるべき地元選手や対象カテゴリーの選手から賞牌が奪われかねない。スポーツの公正性と地域競技の発展を担保する知恵が、このルールには込められている。