2018年の会見以降、二人の関係は修復不可能な溝へと突き進んでいきました。KEIKO側にとって、病気を理由に一方的なイメージを世間に公表されたこと、そして何より長年連れ添ったパートナーからの信頼関係の喪失は、病気そのもの以上に深い心の傷となりました。2019年からは東京家庭裁判所での離婚調停が始まり、生活費の分担や財産分与を巡る協議が長期にわたって行われました。
そして2021年2月26日、調停が成立し、二人の婚姻関係は約19年で正式にピリオドを打ちました。KEIKOは所属事務所を通じて直筆のメッセージを発表。「病気療養中、温かい励ましをいただいた皆様に感謝申し上げます。新たな気持ちで、一歩一歩前を向いて歩んでまいります」と、力強い決意を表明したのです。
彼女が完全な生活再建の拠点として選んだのは、生まれ故郷である大分県臼杵市でした。実家は創業100年を超える老舗料亭「山田屋」として知られ、母や姉をはじめとする家族が彼女を温かく迎え入れました。東京の喧騒や芸能界特有のプレッシャーから完全に距離を置き、豊かな自然と家族の無償の愛情に包まれたことで、KEIKOの心身のリフレッシュと機能回復は劇的なスピードで進むことになります。