マイカー利用派にとって最大の関門となるのが、セントレア駐車場混雑状況です。空港島内にはP1からP4まで約7,800台規模の大型立体駐車場が整備されていますが、GW・お盆・年末年始などの繁忙期には「終日満車」のサインが灯り、入場待ちの車列が連絡橋の手前まで伸びるケースが常態化しています。
空港管理会社の公開データおよび現地観測によると、混雑は隣接する展示会場「Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)」のイベント開催スケジュールと完全に連動しています。大規模コンサートやメガ展示会が重なる週末は、航空機利用者以外の駐車需要が激増し、一般駐車スペースが午前中の早い段階で飽和状態に達します。回避策として、1台あたり1,000円の予約料金を支払ってでも「駐車場事前予約サービス」を早期に確保することが推奨されます。予約枠が埋まっている場合は、空港島の手前である名鉄「常滑駅」や「りんくう常滑駅」周辺の民間パーキングに停め、電車で1駅移動するパーク&ライドを活用するのが賢明な防衛策です。
一方、ターミナル内部で待ち受けるのが保安検査場混雑予想のシビアな現実です。2026年現在、最新のスマートレーン導入により手荷物検査の1人あたり通過時間は短縮傾向にあるものの、便が集中する「朝7:00〜8:30」および「夕方16:30〜18:00」は長蛇の列が発生します。特に国際線と第1ターミナル国内線では、出発時刻の1時間前に検査場へ到達しても列の進みが追いつかず、地上係員から名前を呼び出される乗客の姿が日常的に見られます。国内線は出発の1時間前、国際線は出発の2時間半前の空港到着を死守しなければ、保安検査の足止めによる乗り遅れリスクは排除できません。