一方、映像制作の最前線で彼女と向き合ったベテラン俳優や監督たちから漏れ聞こえる声は、大衆の抱くイメージとは劇的なギャップを見せています。共演者の証言を振り返ると、そこには極めて繊細で謙虚な一人の少女の姿があります。
映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』で共演した岡田准一は、映画のプロモーション特番やインタビューにおいて、平手友梨奈を「弟子」のように可愛がり、彼女の人間性を熱狂的に擁護した一人です。岡田は「現場に入ると誰よりも深く90度のお辞儀をし、スタッフ全員の名前を覚えて挨拶をする」「最初は人見知りで壁があるように見えても、信頼関係ができると本当に無邪気に笑うし、ストイックに技を磨き続ける真面目な子」と繰り返し証言しています。
また、初主演映画『響 -HIBIKI-』で共演した北川景子も、彼女の礼儀正しいギャップに心を掴まれたと語っています。「最初は目を合わせるのも恥ずかしがるほどの人見知りだったけれど、本番での集中力は凄まじく、カメラが止まれば『景子ちゃん』と慕って甘えてくる愛らしさがある」と明かしており、撮影終了後もプライベートで交流が続いていることを公言していました。
ドラマ『六本木クラス』で共演した竹内涼真や香川照之、映画『さんかく窓の外側は夜』で共演した志尊淳や岡田将生からも、「とにかく真面目で、自分が納得いくまで監督とディスカッションを重ねる職人気質」「共演者への差し入れや手紙など、目に見えない配慮が細やか」といった証言が相次いでいます。現場スタッフの評判においても、挨拶を欠かさず、照明や音声スタッフといった裏方への敬意を払う姿勢は業界内で広く知られています。