法的な解釈において、運転者の「うっかり」や「ノンアルだと思い込んでいた」という主張はどのように扱われるのか。交通問題に詳しい交通法規専門弁護士は、適用基準の厳格さを次のように指摘する。
「道路交通法において、酒気帯び運転罪の成否は飲んだ製品の銘柄や本人の主観ではなく、検査機器によって測定された客観的な数値によってのみ判断されます。たとえ『ノンアルコールと書かれた缶を飲んだ』と主張しても、呼気1リットル中0.15ミリグラム以上の数値が検出されれば、行政処分や刑事罰の対象を免れることは極めて困難です」
弁護士によれば、仮に意図せぬ微量アルコール製品の摂取であっても、運転者には「体内に入れるものに対する注意義務」が課される。取り締まり現場でのトラブルを避けるためには、製品ラベルの確認作業を怠らない姿勢が不可欠だ。