ポップカルチャーの文脈においても、年齢差や価値観の違いは常に主要なテーマであり続けている。一世を風靡したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で共演し、私生活でも夫婦となった星野源と新垣結衣の存在は、互いの個性を尊重し合うパートナーシップの理想形として、今なお多くの人々にインスピレーションを与えている。
一方で、リアルな若者の恋愛模様を描いた映画『花束みたいな恋をした』が示したように、趣味や価値観が完全に一致していても、社会人としての生活リズムや責任の重さが変わることで擦れ違いが生じる現実もある。5歳の差は、社会人としてのキャリアステージがわずかにズレる時期でもあるため、こうしたリアリティは他人事ではない。
現在、NetflixやAmazonプライム・ビデオといった動画配信サービスで話題を呼ぶ恋愛リアリティショーでも、5歳差前後の男女が見せる駆け引きや本音のぶつかり合いが視聴者の共感を呼んでいる。画面越しに繰り広げられるドラマは、視聴者にとっても自身の恋愛観を再確認する鏡となっているのだ。