「北海道蒸しパン」という通称で親しまれていますが、パッケージの裏面を確認すると、実は品名分類が「パン」ではなく「和生菓子」または「洋生菓子」と表記されているケースが大半です。
製パン技術において一般的なパンはイースト(酵母)で生地を発酵させて焼き上げますが、蒸しケーキは小麦粉、卵、砂糖、油脂、乳化剤などを均一に混ぜ合わせ、ベーキングパウダーの膨張力と高温スチームによって短時間で蒸し上げます。製法上はカステラやスポンジケーキに極めて近いカテゴリーに属しているため、あれほどまでにしっとりとした洋菓子クオリティのきめ細かさが保たれているのです。
また、「日持ちしないのではないか」という誤解もありますが、気密性の高いパッケージ技術により常温で数日間美味しさが保たれます。ただし、夏場の高温多湿な環境に放置すると生地がべたつき風味が損なわれるため、室温が高い季節は野菜室や冷蔵庫での一時保管が推奨されます。