『モヤさま』を語る上で欠かせないのが、さまぁ〜ずの二人と絶妙な距離感を保ちながら番組を牽引してきた歴代女性アナウンサーの存在です。初代から現在に至るまで、歴代の担当アナウンサーは単なる進行役にとどまらず、番組独自の空気感を決定づけるキーパーソンとなってきました。
初代アシスタントを務めた大江麻理子 現在の肩書は、テレビ東京報道局キャスター兼解説主幹です。2013年春にニューヨーク支局への赴任に伴い番組を卒業した後は、『ワールドビジネスサテライト(WBS)』のメインキャスターとして局の「夜の顔」へ登り詰めました。モヤさまで見せていた天然でチャーミングな素顔と、経済報道で見せる知的で凛とした佇まいのギャップは、テレビ東京の女性アナウンサー像の基石となっています。
続く2代目として抜擢された狩野恵里 降板 理由は、新設された夕方報道番組『ゆうがたサテライト』のメインキャスター就任という大きなステップアップによるものでした。持ち前の全力疾走スタイルと豪快なキャラクターで日曜ゴールデン期の人気を決定づけた狩野アナは、降板後もスポーツ報道や情報番組で活躍し、私生活では双子の母としての顔も持ちながら第一線に立ち続けています。
3代目を務めた福田典子 卒業 理由については、スポーツ報道への専念と新たな挑戦が背景にありました。入社直後の大抜擢、直後に起きた大怪我を乗り越えて奮闘した彼女は、2024年春にテレビ東京を退社し、ベンチャー企業のエグゼクティブ・広報およびフリーアナウンサーへと転身。従来の女子アナ枠にとらわれない柔軟なキャリアを切り拓いています。
そして現在、歴代最長アシスタント記録を更新し続けているのが田中瞳 アナウンサーです。2019年に入社わずか4カ月で4代目に就任して以来、安定したアナウンス力とさまぁ〜ずのボケを涼しい顔でいなす独特のコンビネーションを発揮。『WBS』のフィールドキャスターなどを兼務しながらフォトエッセイを上梓するなど、2020年代のテレ東を牽引するエースとして盤石の支持を集めています。