店舗の枠を超えた新たな取り組みとして急速に広がっているのが、Webプラットフォームを活用した里親マッチングだ。国内最大級の里親募集サイト「ペットのおうち」や、成約実績を伸ばす「ハグー(HugU)」といったオンラインサービスと連携し、店頭を離れた後の保護・譲渡をスピーディーに行う仕組みが定着している。
さらに、行政主導の保護犬・保護猫譲渡促進事業とも協調する動きが見られる。ショップの店頭スペースの一部を譲渡会の会場として無償提供したり、里親希望者に対して飼育資材のサポートを行ったりすることで、店頭販売と保護活動のバウンダリーが溶け合い始めている。デジタルとリアルの融合が、命のセーフティネットを強力に補強しているのだ。