Q1:マンガン電池に「赤マンガン」と「黒マンガン」がありますが、何が違うのですか?
A1:外装缶の色は性能ランクの違いを表しています。「黒マンガン」は「赤マンガン」に比べて二酸化マンガンの純度を高め、電解液の配合を改良した高容量・高性能タイプです。かつては赤マンガンが標準タイプとして広く流通していましたが、現在はより出力特性が安定している黒マンガンが市場の主流となっています。時計やリモコンには黒マンガンを選んでおけば間違いありません。
Q2:エボルタのような高性能アルカリ電池を掛け時計に使うと絶対に壊れますか?
A2:即座に壊れるとは限りませんが、故障率は格段に高まります。超高性能アルカリ電池は電解液の充填量が多く、極めて低い内部抵抗を維持しているため、時計の微弱回路が想定していない電流が流れるリスクがあります。また、万が一止まった状態で長期間放置された場合の液漏れ威力も通常品より強力です。時計メーカーがマンガンを指定している機種には、指定通りのマンガン電池を使用するのが最も安全です。
Q3:使用推奨期限が切れた乾電池は、もう使えないのでしょうか?
A3:直ちに電気がゼロになるわけではありませんが、内部の自己放電が進んで容量が減少しているだけでなく、缶のガスケット(密閉パッキン)が劣化して液漏れを起こす確率が年々上昇しています。重要な機器や高価な家電への使用は避け、リモコン等の低負荷機器で早めに使い切るか、自治体の回収ルールに従って速やかに廃棄することをお勧めします。