2021年に公開され、物語の完結を描いた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。制作を手掛けた株式会社カラーのスタジオでは、声優陣にとって25年以上に及ぶ長い旅路の総決算が行われた。
完結編のアフレコでは、キャスト陣それぞれが自らのキャラクターと最終的な決着をつけることが求められた。渚カヲル役の石田彰や、冬月コウゾウ役の清川元夢らベテラン勢も含め、長年抱え続けてきた「問い」に対する答えを声に込めた。アフレコ現場では、長年の重圧から解放される安堵感と、二度とこの役を演じることはないという切なさが交錯していたという。キャスト全員が満身創痍で挑んだラストシーンの収録は、作品史に残る名場面として語り継がれている。