日本国内においても、行政機関による監視と周知活動が徹底されている。厚生労働省は1987年に全国の自治体へ注意喚起の通知を出して以来、継続的に啓発を行ってきた。さらに消費者庁も、乳幼児の食品安全に関するガイドラインの中で、1歳未満への給餌禁止食材の筆頭として「はちみつ」を挙げている。
行政が強固な注意喚起を続ける背景には、過去の不幸な症例や、保護者の間での認知不足が散見される現状がある。市販されているはちみつ製品のパッケージには「1歳未満の乳児には与えないでください」という表示が義務付けられているが、菓子類やジュースなどの加工食品に隠れたはちみつ成分への警戒も怠ってはならない。