多くの人が思い浮かべる一般的な有酸素運動といえばジョギングやサイクリングだが、全身の筋肉組織を無駄なく総動員するという観点において、クロストレーナーの追随を許さない優位性は明らかだ。ペダルを踏み込みながらハンドルバーを押し引きする動作は、大腿四頭筋やハムストリングスだけでなく、背筋や胸筋、体幹にまで持続的な負荷をかけ続ける。
別名エリプティカルマシンとも呼ばれるこの器具は、足がペダルから離れない楕円軌道を描くため、着地時の関節衝撃がゼロに近い。これにより、従来の有酸素運動で懸念されていた膝や足首の傷害リスクを最小限に抑えながら、心拍数を理想的な脂肪燃焼ゾーンへ瞬時に引き上げることが可能になるのだ。