マヤグスクの滝トレッキングに挑む際、一般的なスニーカーや街歩きの服装は厳禁です。足元のスリップは即座に骨折や滑落事故に繋がります。安全に踏破するためのマヤグスクの滝服装装備について、現場で必須とされる基準をまとめました。
何よりも重要なのが足回りです。苔でヌメった岩や水中を歩くため、靴底がフェルト素材になった「フェルトソール沢靴(渓流シューズ)」の着用が絶対条件となります。ビブラムソールなどの一般的な登山靴では、濡れた一枚岩の上でスケートリンクのように滑り、歩行すらままなりません。靴下は擦れを防ぐネオプレン製の沢用ソックスが理想的です。
ウェアは、吸汗速乾性に優れた化繊素材の長袖ラッシュガードに、撥水トレッキングパンツとタイツの組み合わせが基本です。綿素材のTシャツやジーンズは、濡れると体温を急激に奪い疲労を加速させるため絶対に避けてください。また、ジャングル内にはサキシマハブや毒虫、トゲのある植物が自生しているため、肌の露出は最小限に抑える必要があります。
荷物は、川への転落や豪雨に備えて完全防水のドライバッグまたはザックカバー+防水インナーでパッキングします。水分は最低でも往復で2リットル〜2.5リットルが必要であり、激しい発汗による脱水症状を防ぐ塩分チャージタブレット、エネルギー補給用のアクションフード(羊羹、行動食、エナジージェル)は多めに携行してください。さらに、万が一の足止めに備えたヘッドライトとエマージェンシーシートは、日帰りであってもザックの底に忍ばせておくのが鉄則です。