東京での社会的風当たりをかわすように、一家は2021年から2022年にかけて沖縄県へと移住しました。上原多香子にとって沖縄は生まれ故郷であり、再起を図るための最後の砦とも言える場所でした。
沖縄での彼女は、スキンケアブランド「REVI(ルヴィ)」などを展開する実業家のもとで学び、自らを「美容家」と位置付けて再出発を宣言。SNSを通じてエステティシャンとしての研修風景や化粧品のプロデュースに情熱を注ぐ姿を発信し、新たなビジネスモデルの構築を目指していました。
しかし、現地での生活実態は決して華麗なものではありませんでした。那覇市内の住宅街や商業施設で目撃された彼女の姿は、ノーメイクに近いラフな服装で、片手に缶ビールを持ちながら歩く姿など、かつてのトップアイドルとはかけ離れた生活感が滲み出ていたと報じられています。
その背景にあったのが、旦那であるコウカズヤ氏の深刻な収入減です。劇団を追放された後のコウカズヤ氏は、ソーラーパネル設置の営業やデリバリー配達員など、日銭を稼ぐためのアルバイトに従事していた時期もあったと伝えられています。演出家としての定期収入が途絶えた中で、かつて月数百万円の給与を手にしていた上原多香子の浪費癖や生活水準との乖離が、次第に家庭内の不満を増幅させていきました。
そして2023年、美容ビジネスの過程で知り合った年下の実業家男性との親密関係が露見。経済的な焦燥感と夫婦間のすれ違いが爆発し、前述の警察出動トラブルへと至ったのです。美容サロンへの出勤も途絶え、彼女の「地方創生・美の伝道師」という青写真はわずか数年で瓦解することとなりました。