彼女の全盛期ともいえる1990年代末から2000年代前半にかけては、記憶に残る主役・ヒロイン作が連続して誕生しました。
2000年夏に放送されたフジテレビ月9ドラマ『バスストップ』では、大沢たかお、反町隆史という豪華キャストと共演。キャリアウーマンの小谷夏生役として、身分の違うバス運転手との切ない大人の純愛を瑞々しく演じ、主題歌であるMr.Childrenの「NOT FOUND」とともに大きな話題を呼びました。
さらに2001年のTBS系金曜ドラマ『恋を何年休んでますか』では、小泉今日子、黒木瞳とトリプル主演を務め、結婚生活に潜む心の隙間と新たな恋への葛藤を描いた大人の群像劇で高視聴率を記録。飯島直子が演じた奔放に見えて傷つきやすい女性のリアリティは、多くの視聴者の胸を締め付けました。
その後も、釈由美子と凸凹姉妹コンビを組んだハートフルコメディ『ハコイリムスメ!』(2003年)や、ドロドロとした愛憎サスペンス劇として強烈なインパクトを残した『汚れた舌』(2005年)など、軽快なコメディから人間の業を描くシリアス作品まで、幅広いジャンルで視聴者を釘付けにしました。