原曲のキーはAm(イ短調)です。男性ボーカルとしては歌いやすい中低音からサビにかけての伸びやかな高音までをカバーできる絶妙な音域に設定されています。女性が原曲キーのまま歌う場合はカポタストを4〜5フレットに装着するか、Key=Emなどに移調すると無理なく発声できます。
楽曲の全体像を把握するために、代表的なコード進行の流れを整理してみましょう。
【イントロ】
Am → AmM7/G# → Am7/G → F#m7-5(またはD/F#) → F → E7 → Am
【Aメロ(あなたはすっかり…)】
Am → Dm → G → C → F → Dm → B7 → E7
【サビ(時の過ぎゆくままに…)】
Am → Dm → G → C → F → Dm → E7 → Am
Aメロからサビにかけては、音楽理論でいう「4度進行(サイクル・オブ・フィフス)」が巧みに使われています。Dm→G→C、そしてFへと澱みなく流れるコード展開が、主人公のやり場のない喪失感とドラマ性を力強く後押ししています。